スーパーマンの故郷、惑星クリプトンの欠片であるクリプトナイトは、言わずと知れたスーパーマンの弱点。初登場はコミックではなく、1940年から放送されたラジオドラマ『The Adventures of Superman 』でした。(ちなみに、ジミー・オルセンの名前も、このラジオドラマが初登場! ジミーにあたるキャラはいたのですが、このラジオドラマで初めて名前が明かされたようです)
グリーンクリプトナイト
一般的なクリプトナイトで、クリプトナイトといえばこれを指すことが殆ど。グリーンクリプトナイトから発せられる放射線がクリプトンニアンにとって致命的で、これを浴びるとスーパーパワーが消失し、そのまま浴び続けると死にいたるという恐ろしいもの。(放射線を浴び続けていると若干、耐性が付くことはあるようです)
クリプトナイトの放射線は鉛で遮断できるので、保存する場合は鉛の容器に入れたりしてます。
レッドクリプトナイト
コミック・ライター、グラント・モリソン曰く”いかしたクリプトナイト”。
普通のクリプトナイトが地球に向かう途中で謎の赤い雲を通過したことにより、生まれたらしい。
その効果は、クリプトニアンの遺伝子異常を引き起こし、様々な影響がでる。なんですが、具体的には
あぎゃあぁー!ΣΣ(゚Д゚;)
という感じに遊星からの物体X状態になってしまうという…
スーパーガールとかパワーガールに使ったら鬼畜だ…
他にも、頭が蟻になったり(モリソンがスーパーゴッズで言及してたヤツですね。これは結構パロディを見るような)
性別が変わったり、(画像はママになってしまったクリプト。相手誰だよw)
悪の化身を生み出したりと効果は色々。”いかしたクリプトナイト”とか言われるだけのことはあるなぁ…
ちなみに、シルバーエイジにレッドクリプトナイトによって生まれたスーパーガールの悪の化身、サタンガールというキャラクターは
ダークスーパーガールの元ネタだったりします。
レッドクリプトナイトの効果を消すには大気を通さずに、直接黄色い太陽の光に当てるなどの方法があるのですが、しばらくしたら効果が消えたりと、いい加減なようです。
ゴールドクリプトナイト
ゴールドクリプトナイトの効果はクリプトニアンは完全にスーパーパワーを消失させること。邦訳もされたスーパーマン:ザ・ラスト・エピソードで使われたのが印象的でした。
クライシス後のレックス・ルーサーが作ったものは効果は一時的なもののようです。
そろそろ飽きてきたから巻いて行こー。(おい)
ブルークリプトナイト
物質を複製する装置デュプリケータレイによって作られたクリプトナイト。同じく装置によって複製されたビザロにしか効果はないというもの。
ちなみに、DCから出ているOVA『Justice League: Crisis On Two Earths』に登場するスーパーマンの善悪反転キャラであるウルトラマン(日本のウルトラマンとは無関係)も弱点はブルークリプトナイトでした。
ホワイトクリプトナイト
植物を枯らす効果があるクリプトナイト。
クライシス以後のアースには存在しないみたいです。
ピンククリプトナイト
今回最大の色物!(いやレッドクリプトナイトといい勝負か)
登場したのはスーパーガール(1996~2003)のシリーズの#79。(主人公はカーラではなくリンダ・ダンバース)
メインライターのピーター・デイビットのお遊びで作られたクリプトナイト。
ピンククリプトナイトの放射線を浴びるとゲイになってしまうとい効果が(な、なんだってー!)
画像はピンククリプトナイトでゲイになってしまったスーパーマンの図。セリフ的には「君の蝶ネクタイ素敵だね」程度しか言ってないのですが、どうもこれがアメリカ人にはジミーを口説いてるように見えるらしい。(表現が遠まわしなので最初気づかなかった)
最近、ニューズウィークという新聞で、ピンククリプトナイトについて書かれたらしいですが、ジミーの股間に顔を擦り付けんばかりにしてうっとりするとか書かれていたらしく、全て嘘ってわけじゃないけど、全然そんなことしてネーじゃん! 酷いねつ造だ! とか思いました。
それと、ピンククリプトナイトはこの画像のセリフで言及されただけの、セリフのみの存在です。(twitterでピンククリプトナイトの画像をファンメイドだろうと言っていたのはそのためです)
他にもスロークリプトナイトとかアンチクリプトナイトとか、パープルとかシルバーとかあるみたいですが、面倒なのでこの辺で。
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