SUPERBOY #72 ”the Day superboy was a Coward” より
スーパーボーイ誌のエピソードで面白い話があったので紹介。
巨大な力を授かったはずのスーパーボーイが恐怖に震える事になるエピソード。
クラーク・ケントと幼馴染のラナ・ラングが力を計るハンマー(なんて名前なんだろ)で、遊んでいたときのこと。不意にクラークはスーパーボーイをやめようとした日の事を思い出す…という導入から始まります。
警察と協力しコスチュームギャングを壊滅させようとするスーパーボーイだが、ギャングを追い詰めるも抗争中に弾みでギャングの一人を殴り殺してしまう。
その日からクラークは罪の意識により悪夢にうなされ、力も上手く制御出来なくなってしまう。
ドアノブをもぎ取ってしまったり、サンドバッグをビルの壁をぶち破って吹き飛ばしてしまったり…
色々な場面でギャングの事を思い出し、やり過ぎてしまうのではないかという脅迫観念に取り付かれるスーパーボーイ。
しかし、それはギャングが予め死体をすり替えてスーパーボーイに人を殺してしまったと思い込ませ、罪の意識からスーパーボーイであることを断念させようという作戦でした。
ギャングの作戦に気づいたスーパーボーイは警察と協力し無事ギャングを捕まえる…という展開で話は締められます。
最終的にはギャングの作戦に気づき、平常心を取り戻してギャングを捕まえるのですが、巨大な力を謝って使ってしまう恐怖や制御出来ない恐怖をスーパーボーイが感じるというエピソードが1959年の時点で既に存在するのが面白いなと思ったのでした。
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